HOTサンダルプロジェクト作品展覧会「未来の収穫祭2025」がスタートしました

8月23日、まちなかギャラリーで、HOTサンダルプロジェクトの作品展覧会がスタートしました。

会場では、学生の作品28点に加え、滞在中に描いたスケッチブック等もご覧いただくことができます。学生の在廊中には島の方々もお越しくださり、作品を前に話がはずんでいました。

初日には、小林大悟さん(2012年のプロジェクト参加者)が企画したオープニングイベントも開催され、たくさんの方々に楽しんでいただきました。

「アートでワイワイおしゃべり鑑賞会」では、みんなで自由に感想を言い合って、作品の新たな魅力を発見する時間となりました。

「日本画であそぼう」では、砂や貝殻から作られた絵の具を使って、小さなお子様も保護者の方と一緒に楽しく制作していました。作品に押す落款も14種類から選ぶことができ、隣で参加した学生も一緒になって、みんな夢中になりました。

作品展覧会は2025年8月31日まで開催。多くの方に足を運んでいただけたら幸いです。

「HOTサンダルプロジェクト2025」卒島式を行いました

8月22日、まちなかギャラリーで、HOTサンダルプロジェクト参加学生の皆さんの送別式典を行いました。

学生たちは、前日に港まで見送りに来てくださった島の方々、滞在中にお世話になった方々への感謝の気持ちを胸に、滞在の締めくくりを迎えました。

会場には、学生が感じた島の魅力を形にした作品が展示され、来賓の方々や島からお越しいただいた皆さまは感慨深くご覧になっていました。

学生からは「島に滞在できて幸せでした」という嬉しい言葉もありました。第二のふるさととして、またいつでも丸亀市に、島に遊びに来てくださいね。

作品展覧会場の設営を行いました

8月21日、HOTサンダルプロジェクト作品展覧会「未来の収穫祭2025」の会場設営を行いました。

会場は、今年オープンしたばかりの「まちなかギャラリー」です。初めて会場設営に挑戦する学生も多い中、作品の配置や照明の調整、展示解説の作成など、来場者に楽しんでもらえるよう、工夫を凝らし、協力しながら空間づくりに取り組みました。学生たちが心を込めて準備した展示を、ぜひご覧ください。

作品展覧会は8月23日(土)からスタートします。初日には「アートでワイワイおしゃべり鑑賞会&日本画であそぼう」という楽しいイベントもあります。日本画の絵の具を使ったワークショップでは、斎藤 茉莉さん(卒島生)のオリジナルスタンプも使えます。当日参加枠もありますので、ぜひ遊びに来てくださいね。

※学生在廊予定日:8月23日(土)~8月24日(日)午前中

作品発表会を行いました

8月19日には本島コミュニティセンター、20日には広島コミュニティセンターと手島自然教育センターにて、HOTサンダルプロジェクト参加学生による作品発表会を開催しました。

学生たちは、島での滞在中に感じたことや、作品づくりのきっかけ、込めた思いなどを島の皆さんに向けて発表しました。武蔵野美術大学の間島秀徳先生に講評をいただき、学生は技法や表現に関する学びに加え、島で暮らした自身の変化を振り返ることができました。

発表会には、多くの島の皆さんがご参加くださり、現在島に移住している卒島生(過去のHOTサンダルプロジェクト参加者)の皆さんも、発表を温かく見守ってくださいました。学生が見た景色や体験など、島ならではの魅力に頷いて共感したり、こぼれ話にクスッと笑ったり、学生と島の皆さんが作品を通じて心がつながる、大切なひとときとなりました。

ワークショップを行いました

8月8日、広島と本島のコミュニティセンターで、HOTサンダルプロジェクト参加学生と島の皆さんが一緒に楽しむワークショップ「讃岐のり染体験~トートバッグをつくろう~」を開催しました。

講師は、染匠吉野屋四代目の大野篤彦さん(琴平町)。香川の伝統工芸「讃岐のり染」の技を受け継ぐ香川県伝統工芸士です。

参加者は、昔ながらの染色技術の面白さにすぐに夢中になりました。参加者同士で教え合い、自然と会話もはずみ、笑顔があふれる素敵なひと時となりました。

染色したトートバッグは、水でのりを洗い落としたら完成です。どんな仕上がりになるか楽しみですね。

「HOTサンダルプロジェクト2025」入島式を行いました

8月7日、丸亀港合同待合所で、HOTサンダルプロジェクト参加学生の皆さんを歓迎する式典を行いました。

14年目となる今年は、全国の美術大学から11名の学生が参加。8月7日から21日までの2週間、瀬戸内の豊かな自然に囲まれた島に滞在し、島の人たちと交流しながら、作品を制作します。(本島に3名、広島に3名、小手島に2名、手島に3名が滞在。)

朝は大雨でしたが、式典が始まる頃にはすっかり晴れて、学生たちは温かい歓迎を受け、創作への情熱を胸に、島での生活に期待を膨らませていました。

作品展覧会

9月2日、待ちに待った作品展覧会が始まりました。8月31日から開催予定でしたが、台風の影響により延期となり、作品展覧会オープニングイベント「アートでワイワイおしゃべり鑑賞会」も中止となりました。

作品展覧会を楽しみに待っていた学生たちも、台風による交通機関への影響を避けるため、やむなく丸亀を出立することになりました。

開催当日には、丸亀市内外から約50名もの観覧者が訪れてくださいました。学生たちがお世話になった島の方もお越しくださり、この日まで丸亀に滞在していた東脇さん(小手島滞在)と話を弾ませていました。

作品展覧会では、学生たちの作品22点と、日本画に触ることのできる作品、ワークショップで制作した作品、学生による島滞在中の絵日記など、密度の濃い展示を楽しんでいただくことができます。

作品展覧会は2024年9月8日まで。多くの方に足を運んでいただけましたら幸いです。

作品展覧会会場設営

作品展覧会オープンに向けて、8月28日に会場設営を行いました。学生たちが主体となって、制作した作品の配置、ライティング、配布する展示解説の作成など、観に来てくれた方に楽しんでもらえる展示になるよう精一杯工夫しました。

作品展覧会の会場設営の経験がない学生も多い中、経験者の仲間に教わり、協力し合って、一体感のある空間を創り上げました。

惜しまれて、卒島

本来であれば、8月27~28日に島で発表会、8月29日に卒島式を行う予定でしたが、台風10号の接近が予測されていましたので、参加学生や島の方々の安全を考慮した結果、急遽8月27日に卒島の日を迎えることになりました。

突然の予定変更にもかかわらず、港には島の方々がお見送りに来てくださいました。
島を離れる学生たちは、島の方たちと記念撮影を行い、船上ではいつまでも手を振って別れを惜しみました。
学生たちを温かく迎えてくださった島の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

手島町盆踊り「金之丞おどり」に参加しました

8月14日夜、手島港漁協倉庫前にて、2018年以来6年ぶりの開催となる手島町盆踊りに、本プロジェクトの学生たちも参加しました。

ヨーヨーや焼き鳥などの屋台を楽しみ、イベントステージでは、島の方と一緒に歌いました。すっかり日が暮れた頃、「塩飽手島金之丞盆踊り」が始まりました。

丸亀市手島町に古くから伝わる金之丞おどりは、一度で覚えるのが難しく、足運びも複雑です。実は参加する数時間前、学生たちは、市民有志による踊りの記録映像を食い入るように見つめ、ひたむきに練習していました。その結果、島の方々と一丸となった踊りを見せてくれました。

会場には、本島と広島で行ったワークショップで制作した作品を設置させていただき、賑わう夜の手島を優しい光で照らしました。